ASUS Tinker Board

JAPAN IT Week(オンライン:21年12月1~3日開催)での展示会でPCマザーボードメーカーのASUSよりシングルボードコンピュータ「Tinker Board2(S)」の展示があったので
ラズパイ4およびJetsonNanoと比較を行う。

TinkerBoadの特徴としては、ラズベリーパイとサイズ同等、ピン互換でありながら産業での使用を考慮し、長期供給や各種保護回路を備えている。SタイプはメモリはSDカードとともにeMMCを備えている。またOSはAndroid10にも対応。

比較表

項目 Tinker Board2(S) Raspberry Pi 4 Jetson Nano
CPU 2 x Arm® Cortex®-A72 @ 2.0 GHz + 4 x Arm® Cortex®-A53 @ 1.5 GHz 4xARM Cortex-A72 4x ARM A57 @ 1.43 GHz
GPU Mali™-T860 MP4 GPU @ 800 MHz Broadcom VideoCore VI
@ Dual Core 500MHz
128-core Maxwell
メモリ 4 GB  LPDDR4 1~8GB LPDDR4 SDRAM 4 GB 64-bit LPDDR4
ストレージ SDカード
16GB* On-board(Sのみ)
SDカード SDカード
GPIO 40Pin (SPI,I2C,UART ,PWM) 40Pin (SPI,I2C,UART ,PWM) 40Pin (SPI,I2C,UART ,PWM)
入力電源 DC12~19V(DCジャック) DC5V USB Type-C DC5V マイクロUSB
or ACアダプタ 
OS Linux Debian 10
Ubuntu

Android10

Raspberry Pi OS(Debianベース)
Ubuntu
Windows10 IOT core

Ubuntu
JetPack(Ubuntuベース)

外形寸法 85㎜×56㎜×17㎜ 86㎜×56㎜×17㎜ 100 ㎜x 80 ㎜ x 29 ㎜
価格 約13,000円 約9,000円(メモリ4GB)  約13,000円

実際に触って評価したわけではないですが、仕様だけ比較すると、産業用途目的を視野にいれているTinkerBoardを選択もありかと思われる。価格はあがるが、保護回路等やPCマザーボードメーカーである安心感などがある。
ラズパイに比べると、CPUが4コア→6コア(但し4コアはA53となる)こと、GPUがマルチコア(1~16コア)であることから処理能力的にも優位である。

JetsonNanoに比べるとGPU能力は大幅に劣るが、エッジコンピュータとしての利用や画像処理といった処理をしない場合は、CPUの能力が勝るTinkerBoardを選択もありそう

参考資料