イズミビジョンラボ都築が展示会にて興味があった技術のメモとして残してあります。

- 開催期間 2025年10月29日(水)~31(金)
- 見学日時 10月29日(水)
- 場所 ポートメッセ名古屋 第2展示場
- 特徴
- 工場や物流現場向けのロボット、AGV(自動搬送車)、ロボット部品などを展示するロボデックスを中心に製造DXに関するスマート工場EXPOなど6つのテーマで構成された展示会。
同時開催として電子機器や半導体技術に関するネプコンジャパンと自動車の最先端技術を展示するオートモーティブワールドも同時開催。
- 工場や物流現場向けのロボット、AGV(自動搬送車)、ロボット部品などを展示するロボデックスを中心に製造DXに関するスマート工場EXPOなど6つのテーマで構成された展示会。
見学内容
- ロボット、力覚センサによる自動磨き装置<大和商会 ROBO-MILL>
- 磨きの反力を制御(位置制御ではなく)することで安定した面性状の磨きが可能。
- ロボットのツール部にレーザーセンサーを搭載しており、機上で面性状を評価しながら規格に入るまで磨きを実施する。
- 段取りやパス生成などで省人化の効果が目減りしないように、CADデータをインポートしパスの自動生成ができる。金型部品のような多品種の製品でも設定時間は短い。
- ツールはバフだけでなく軸付き砥石でのバリ取りなども可能。
- 磨きのツール選択や条件なども相談に乗ってくれる(大和商会は機械工具商社)
- 現在の引き合いは金型の磨きが多いが、人工骨の磨きなども実証している。
- 設備はaT ROBOTICS製で約3000~4000万円。

- コードレスナットランナ(WLAN 5/2.4GHz対応)+Webデータロガー<エスティック >
- 無線で通信するコードレスタイプのハンドナットランナーでオプションのWebデータロガーがリアルタイムでトルク波形を含むさまざまな締付情報を収集・表示できる。
- Webデータロガーは現在はコードレスタイプのみだが今後は有線タイプにも展開していく予定。
- Webロガーという名称だがクラウド打ち上げではなくWebブラウザで開けるという意味なのでローカルなネットワークでも閲覧可能。

- 画像検査AI搭載の協働ロボット<SSI Techman AI Cobot>
- ハンドカメラ標準搭載という特徴のあるテックマンロボットであるが、数年前からAI機能についても進化siteiru(TM AI COBOT BRAND)
- 比較的判定が容易な傷や異品検査などは標準で備えているAI機能で行える。また判定が難しいレベルのAI検査ではオプションでTM AI+を追加することで、高機能な画像AI検査が行える。
他メーカーロボットのように外観検査装置とロボットが切り離されることなく、ロボットプログラムの一部として扱えるのが強みである。 - TM AI+追加費用は約150万円程。
- <参考リンク> SSI社様Youtube 標準画像AI機能を使用した外観検査動画

- カメラレスで6自由度の位置補正を行うロボット技術<タマディック>
- 倣い制御機能で簡単に位置決めのできる治具、制御を提案しフレキシブルラインの成立に貢献できる。治具、ツールの形状の最適化により実施。
- 今回は開発品の展示だがロボットSIerとしての機能・部署もありそちらの仕事も多い。
- 基本どのメーカーのロボットでも扱えるが、取引先の関係で三菱のロボットは特に得意(協働、産業用ともに)。
- 本テーマの他URロボット使用した3D画像による位置補正技術も展示
- <資料ダウンロード先> ネプコンジャパン出展者ページより

- LED付小型工業用内視鏡<PLUAX PxCam_EU2R02C-M3>
- 16万画素で最小約1mm角の内視鏡カメラ。本来の用途は穴の観察であるが、設備の異常、チョコ停解析でも使用可能そう。(従来のカメラでは設置ができないようなスペースで)
視野角が120°と広いのも逆に良いかもしれない。 - インターフェースはUSB2.0でUVCカメラなのでOpenCVやWindows Media Foundationでも取得可能。
- 定価は約23万円だが11/末まで199,000円で販売中(30名限定)
- 16万画素で最小約1mm角の内視鏡カメラ。本来の用途は穴の観察であるが、設備の異常、チョコ停解析でも使用可能そう。(従来のカメラでは設置ができないようなスペースで)
