ファクトリーイノベーション Week 東京 2026年1月

イズミビジョンラボ都築が展示会にて興味があった技術のメモとして残してあります。

  • 開催期間 2026年1月21日(水)~23(金)
    • 見学日時 1月22日(木)
  • 場所 東京ビッグサイト
  • 特徴
    • 工場や物流現場向けのロボット、AGV(自動搬送車)、ロボット部品などを展示するロボデックスを中心に製造DXに関するスマート工場EXPOなど6つのテーマで構成された展示会。
      同時開催として電子機器や半導体技術に関するネプコンジャパンと自動車の最先端技術を展示するオートモーティブワールドも同時開催。

見学内容

協働ロボットCRXシリーズに3kg可搬登場<ファナック >

  • 建築現場などで溶接に使用するため持ち運び性の良いロボットの販売の要望が多く3kg可搬(本体11kg)を26年1月から販売開始。
  • 価格は部品の小型化によるコストがあり5kg可搬よりも若干高くなる模様。
新発売の3kg可搬 CRX-3iA

重量物が運搬可能なAMR<TriOrb>

  • AMRの特徴としては球駆動式全方向移動ロボットで特徴としては位置決め精度が良いこと、複数台の協調制御が可能なこと。
  • 2台で1.6t、4台で3.2tの重量物を運搬可能。
  • 位置決め精度が良いこと、直角方向への向き変更が可能なことから設備搬入などの作業用途でも活用可能か?(費用はかかるが…)
4つのAMRで重量物搬送

光沢、透明ワークに対応の3DビジョンYOODS

  • 従来は他社の製品と同じパターン投光+位相シフトによる3D画像撮像をしていたがガラス面や面性状の良い金属面は測れない課題があった。
  • 今回の展示ではパターン投光レスで撮像するシステムを展示。本方式では透明ワークや鏡面のワークの点群取得が可能となった。
  • プロジェクターが廃止できることでセンサーサイズを軽量にかつ小さくすることが可能になる(今回の展示ではそこは手つかず)
  • ロボットに搭載することが目的のカメラであるため、ロボット特有の位置誤差や動きなどを考慮した検査アルゴリズムとしているのが強み。
スマホ(ガラス面)も点群取得が可能

パレタイズ専用のハンドオン3Dカメラ<フォトロン>

  • カメラ単体では2~300万円だが基本的にはSIer業務も自社で担当しシステム全体を2,000万円ほどで販売する。
  • 3Dカメラはパレタイズ用途に絞ることで広角な視野を持たせたカメラにすることができハンドオン仕様を実現。(他社は天井吊りが多い)
    ハンドオンの利点は、作業場所の移動を容易にできること。
  • 高速度カメラで有名なフォトロンだが1年くらい前にロボット事業部を作り今回の商品、サービスの展示となった。
パレタイズ専用3Dカメラ

AIカメラによる人感知システムでのロボット制御<JR西日本>

  • 汎用のネットワークカメラを使い、人を感知し人の侵入によりロボットが減速や一時停止するシステムの展示。
  • それぞれの現場に合わせ例えば”腕”などの項目に個別に設定できるパラメータを持たせ誤検知を少なくなるようにしている。
  • 安全認証はとれていないのでロボット速度が速い場合は単独では使えなく、レーザーセンサーなどの併用が必要となる。
    リスクアセスメント的には問題がなく、人の接近により他の損失(例えば製品不良の発生や、衣服が汚れる等)がある場合には本システムが活用できるかもしれない。サービスロボット用途での場合など。
  • 現在は1システム100万円とのことだが、製造用途以外での開発も進んでいる分野なので数さえ出れば安価にできる可能性はある。
人の接近によりロボット一時停止
AIによる人の検知