FAIRINO オフラインティーチングアプリのロボット型式変更方法

FAIRINOのロボットにはオフラインティーチング用のアプリケーションはセットアップ時はFR5の設定になっているため、他の型式の場合は変更する必要がある。
その設定方法を紹介する。

VirtualBoxから仮想マシンを立ち上げる

GUI画面への切り替えを行う

Terminal(コマンドプロンプト)へ以下を入力し、GUIが立ち上がるまで待つ

systemctl set-default graphical.target
reboot

パスワードを入力しログインする

Passwordは仮想マシンログイン時のパスワード(デフォルトで”123″)

user.configファイルを修正(形状パラメータ)

“/usr/local/etc/controller/user.config”をダブルクリックで開き、5行目に記載の’ROBOT_TYPE = 2.000000’の値を修正する。
ROBOT_TYPEの値はこちらを参照。

robot.configファイルを修正(3Dモデル選択)

“/usr/local/etc/robot/robot.config”をダブルクリックで開き、5行目に記載の”type = 1″の値を修正する。
FR3の場合 “type=1”
FR5の場合 “type=2”
FR10の場合 “type=3”
FR16の場合 “type=4”

保存しChromeからWebアプリを立ち上げればロボットの変更が反映されている

【参考】CUI画面への切り替えを行う

Terminal(コマンドプロンプト)へ以下を入力し、CUIが立ち上がるまで待つ

systemctl set-default graphical.target
reboot