イズミビジョンラボ都築が展示会にて興味があった技術のメモとして残してあります。

- 開催期間 2025年12月3日(水)~6(土)
- 見学日時 12月5日(金)
- 場所 東京ビッグサイト 西ホール1~4 東ホール4~8
- 特徴
- 2年に一回開催される、国内外の最先端ロボットやAI・ICT・要素技術などロボットに関わる世界中の最新技術が一堂に展示される展示会。
見学内容
次世代の自律型産業用ロボットシリーズMOTOMAN NEXT<安川電機 >
- 新型コントローラーYNX1000ではAIやパスプランニング機能を自律制御機能として標準搭載しており、またそれらをパートナー企業が活用できるオープンプラットフォームとなっている。
- 外部から制御するためのSDKの提供だけでなく、ロボットコントローラーにパートナー企業やユーザーが独自の機能追加をするアプリケーションを組み込むことができる機能を有している。
- ユニバーサルロボットのURCap、UR+と同じような仕組み、効果を狙っていると思われる。


オープンプラットフォーム対応でフィジカルAI実装を加速<ファナック>
- ROS 2上でファナックロボットを駆動する専用ドライバを、オープンソースソフトとしてGitHubに公開し、パートナー企業やユーザーでのフィジカルAI実装を促進。
- 最新コントローラーではPython環境をロボットコントローラーに搭載しており、Pythonコードで各種指令や他デバイスへの通信など自由度が高くなった。
- 安川電機と同じくエヌビディアとの協業を実現しフィジカルAI実装だけでなく、NVIDIA Omniverseライブラリを基盤とするNVIDIA Isaac SimへROBOGUIDEで作成した軌跡をインポートすることで仮想環境で再現が可能。

45kg可搬の協働ロボット<ROKAE CR35-45/1.9C>
- 世界最大級の可搬重量45kgの協働ロボットで価格は500万円。
- 全軸にトルクセンサー搭載により感度の良い衝突検知により安全性確保。
- 同シリーズの7kg可搬は250万円。
- 日本代理店はIDECファクトリーソリューションズ。


SIASUN社製協働ロボットブランドDUCO<SIASUN 新松 代理店 名善>
- 中国の産業用ロボットメーカーSIASUNが協働ロボットをブランドDUCOとして日本へ進出。
- ロボットの価格帯は同じ中国のJAKAやELITE ROBOT、DOBOT(CRシリーズ)などと同価格帯であるが、産業用ロボットで培った信頼性を売りにしている。
- 保護性能は本体IP54(オプションで65,67あり)、コントローラーもIP54仕様でそのまま現場環境に設置可能。
- 通信インターフェースはTCP/IP、Modbus/TCPだけでなくEtherNet/IPやEtherCatにも対応しており、ラインでの複数台を連携させたい場合も対応可能。
- 二次開発用のSDKは存在するが外部公開されていない為どのような機能があるかは不明。


ロボットシステムの開発支援サービス(豆蔵)
- ロボット開発や工場自動化をハード、ソフト両面からサポートする企業であるが、もともとがソフトウェア開発の会社であるため、ソフトウェア開発人員が多く在籍。
- 自社でハード開発はできるがソフトウェアが対応できない場合の、ソフトウェア開発も受託している。
- ロボットの二次開発も得意でURロボットでURCapでのアドオンアプリ組み込み実績も多い。
- 今回は自社開発の食材ピッキングロボットも展示。
コネクタ勘合やラボで有効な7軸協働ロボットシステム<クラボウ KURAVIZON>
- 従来からある3DビジョンセンサーKURASENSEと、業務提携したFlexiv社の7軸協働ロボットを組み合わせてシステムとして販売。
- Flexiv社を選んだ理由は、7軸ロボットで全軸トルクセンサー付きで緻密な動作が必要なコネクタ勘合やラボ作業では自由度が高く作業に向いている為。

エプソンの協働ロボット<エプソン>
- 協働ロボットを販売していないエプソンだが、来年発売予定の6kg可搬の協働ロボットを展示。当面は1種類のみの展開予定。
- 6kg可搬であるがリーチは他社5kg可搬と同程度の約900mm程度。
- ロボットの特徴としては17kgと軽量のことで工程内の移動やAMR搭載性をよくしている。
- 二次開発用SDKの公開に関しては未定だが慎重派の模様。

AMR搭載時の制振機能<デンソーウェーブ COBOTTA PRO>
- ロボットの動作によるAMRや架台の揺れを抑える機能を実装。
- どんな条件でも振動を抑えるというわけではなく、あらかじめ揺れが発生する状況で周波数を測定し、共振と思われる周波数を外す動きをロボット側で自動で作成し動作することで実現。センサーの追加は不要で制御の工夫のみで実施。


