イズミビジョンラボ都築が展示会にて興味があった技術のメモとして残してあります。
- 開催期間 2024年10月23日(水)~25(金)
- 見学日時 10月23日(木)
- 場所 ポートメッセ名古屋
- 特徴
- 工場や物流現場で活躍するロボット・AGVや、ロボット向けの部品・材料などが出展するロボット総合展。製造DX技術を展示するスマート工場Expoやスマート物流Expo、ネプコン ジャパンといった展示会も同時開催。
見学内容
- AGV/AMR、協働ロボットの自動化提案<大豊精機>
- 自動化検討~シミュレーション~実機検証まで行うロボットSIerとして、JAKAの代理店である進和のブース内でロボットアーム搭載のAMRを展示。
- トヨタグループである大豊工業の子会社であり、設備・金型の製作を行っており、トヨタ本体への納入も多い。
- ピッキングで用いるカメラはキーエンスとMech-Mindで特にMech-Mindを効果的に使うことには自信を持っている。
- AMRはユーザーの希望に合わせたメーカー選定をしているが、ダイヘン製を採用することが多い。
- ロボットビジョン専用の照明<ヴイ・エス・テクノロジー 参考出品>
- レンズメーカーであるハンドカメラ用に活用可能な照明を出品。レンズのフィルター取付ネジで照明が固定でき、ハンド部の構造のシンプル化、軽量化につながる。
(参考出品であり画像なし) - 2024年6月に照明メーカーであるユーテクノロジーを子会社化しており、レンズの販売だけでなくソリューションとしての画像検査にも力を入れており検証ルームでの検証も行えるようになっている。
- レンズメーカーであるハンドカメラ用に活用可能な照明を出品。レンズのフィルター取付ネジで照明が固定でき、ハンド部の構造のシンプル化、軽量化につながる。
- PoE対応積層表示灯<パトライト LA6-POE>
- Ethernetで制御可能な積層表示灯でプロトコルはHTTPS・Modbus/TCP通信に対応している。PLCからだけでなく、ネットワークカメラなどからも制御が容易になる。
- 発光パターンについて編集ソフトで自由に設定可能(21色)。
- 音声を出力も可能。
- USBで制御するタイプ<LA6-USB>に比べて発光パターンや制御の自由度が増している為、価格は約3倍となっている。
- 塗布3D検査システム<兵神装備 参考出品>
- 接着剤などの液体塗布をしながら塗布形状を3台のカメラで測定し、3D形状とし測定するシステムで、従来の画像測定ではできない”塗りながら測定”ができることでサイクルタイムの大幅な短縮が行える。
- 基本機能としてはコヒリクスの”プレデター3D”と同じだがカメラの個数は異なる。
また塗布ユニットを販売するヘイシンということもあり、ユーザーのニーズや困りごとの本質的な解決をシステム全体で行えるように取り組んでいるとのこと。 - 現状ではプレデター3Dと同じく、塗布位置の測定が精度良く測れない課題はありそちらについてもマスターデータとの比較などでやれないか検討していくとのこと。
- 価格はプレデター3Dと同じ価格帯で販売予定の模様。