イズミビジョンラボ都築が展示会にて興味があった技術のメモとして残してあります。
- 開催期間 2024年12月11日(水)~13(金)
- 見学日時 12月13日(金)
- 場所 名古屋国際会議場
- 特徴
- ロボットアーム、車両型移動ロボット、4足歩行ロボット、ヒューマノイドロボット、AIoTを活用した自動化ソリューションなどに関する複数のカンファレンスおよび最新技術の展示を通じて、活用事例や実証実験、研究開発の事例をご紹介し、それらを体感できる技術交流イベントで、SBCやロボット販売事業を行うTechShare社により開催
見学内容
- 安価な6軸軽量ロボットアーム<Agilex PiPER>
- 1.5kg可搬でリーチが626㎜で価格約40万円の6軸多関節ロボット。
- 協働ロボットではなく接触停止はなし。また保護性能もないため製造ラインでの使用は限定される。研究用、教育用としては活用可能。
- 高額なロボットのように、ロボット操作アプリケーションの機能は充実していないが、SDKは充実しており上記のように研究開発向けである。
- 電源は24Vだが電気容量は不明。
- 今後本格的なロボットアームの販売を前に、ニーズを吸い上げる目的でPiPERの販売を実施している模様で、低価格で産業に活用可能な協働ロボットの発売が望まれる。
- 300kg可搬自動搬送ロボット<YOUIBOT L300>
- AMRの動作設定は、手動操作で適当に走らせマップ作成をした後に、シーケンシャルに動作項目を設定する。
- 外部デバイスとの通信はModbusで設定可能であるため、PLCとの通信も容易に行える。
- ROS2を活用したロボット制御プラットフォーム<パナソニックコネクト>
- ROS2を活用したロボット制御プラットフォームを実装した自動化装置を提供している。
- 現在は社内での製造工程でラベル貼り作業工程、梱包作業工程、物流作業の仕分け工程で使われている。
- プラットフォームで使用可能なロボットはUR、Dobotと低価格なFAIRINOでも評価を行っている。
- プラットフォームの使用費用はサブスクで年間30万円。