イズミビジョンラボ都築が展示会にて興味があった技術のメモとして残してあります。
- 開催期間 2023年6月21日(水)~6月23日(金)
- 見学日時 6月23日(金)
- 場所 東京ビッグサイト
見学内容
- ロボットハンドで使用可能なクイッククランパー<トークシステム Quick Clamper エレメント>
- 構成部品であるエレメント<TCEG>は、スリーブを押し込むだけでブッシュをロックできる。コンパクトな構造でスペースの無い部位で活用可能。
- 主な活用事例としてロボットハンドでの使用があり、フレキシブルなワーククランプで活用実績あり。自動車の外板パネル等で実績あり(5kgの製品)
- トークシステム株式会社[クイッククランパー:ラインアップ] (talksystem.co.jp)
- トークシステムはTHKのグループ会社。
- ピック&プレースユニット<マシンエンジニアリング PPU X63シリーズ>
- カム機構と1モータの制御でピック&プレース動作(逆U字動作)を行うユニット。
- ステッピングモータの制御で、モータの停止回転角度の設定によりピック点、プレース点のZ位置を簡単に調整できる。
- ストロークは30~130mm。カムの特注も可能。
- 機種にもよるが約25万円くらい。
- ケーブルベア<国盛化学 サイルベア>
- 『サイルベア』は、繋ぎ目のないリンクレス構造により、高速走行でも騒音・発塵が少ないケーブル案内保護装置で摩耗性によく、低振動、低騒音という特徴がある。
- 一般的なケーブルベアと比較してもコストはあまり変わらない。
- 耐久性を必要としないケーブル類の保護や負荷の軽い装置へのケーブルチェーン用の<サイルベアライト>と多関節ロボット等で使用可能な<サイルベアフレックス>がある。
- 光学三次元測定機<サンテック OPS-1000>
- 高速波長可変レーザーを利用した干渉計測・演算を使用した三次元測定機。
- レーザー共焦点よりも深さのある製品を測ることが可能で、光コム法よりも精度が良い。繰り返し精度で±1μm(OPS-1000-15)
- ガルバナミラーでXY走査をする為、測定時間は□100mmで約30s程度。
- 価格約1000万円/台。
- コンパクトなコネクタ中継BOX<ケーメックス・オートメーション Exact12>
- ドイツのMurrelektronikの製品でM12規格のコネクタを中継するコンパクトな中継Box。端子箱よりコンパクトにでき、ロボットのツールなどへの配線でも活用可能か。
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- 調整不要なレーザーマーカー<キーエンス ハイブリッド レーザマーカ MD-X シリーズ>
- 従来のマーカーに比べ、測距センサーによる焦点自動調整、カメラによる自動位置決めが可能で段取りが簡単になった。